はじめに
モンゴル旅行2日目は、朝の5時からグンガルート自然保護区にいる野生動物の観賞に向かいました🐐
モンゴルの星空に感動しすぎてついつい夜更かししてしまったので、睡眠時間は約3時間ちょっと(笑)
ですが、このツアーの中で一番楽しみにしていた内容なので、すっかり目は覚めています!✨
5時すぎにツーリストゲルの駐車場で待ち合わせをして、動物のプロガイドさんを乗せた専用車で早速出発です。
🚗🚗🚗
▼ちなみに昨日は真っ暗で見えませんでしたが、我々が宿泊したツーリストゲルはこんな感じ。

エリア内の景色


辺り一面草原や丘に囲まれています。
山でもない、人工物でもない。東京都で暮らしていると中々出会う事のない不思議な景色。
広い空や草木、丘が広がるこの場所はとても美しく、それだけで圧倒されました。
それにそれに、あちらこちらでハーブが生えているので、なんとも言えない爽やかな良い香りが草原に漂っているんです。


馬に見とれ…砂利道(ほぼ石)で揺られ…


ぐんぐん自動車を走らせ、ポイント毎に双眼鏡で野生動物がいないかチェックしていきます。
探検隊になったみたいでワクワクします😁

出会えた動物たち

アルガリ*フリー画像
中央アジアに生息する野生の羊。
モンゴルでは主にこの保護区内で生息しているそうで、早朝に水を飲みに山から下りてくるそう。
彼らが山を下るのは日の出前で、この日は少し日が昇ってから探索に出かけたんです💧
そのため、本来出会えるはずの川辺におらず、丘を1時間ほど探索してやっとの事で一頭の雌のアルガリをほんの数秒だけ観察する事が出来ました。
写真はフリー素材でオスのアルガリです。角が立派で、およそ皆様がイメージする羊とは異なるルックスではないでしょうか?😊

アカシカ
立派な角とおしりの白いぷりぷりな毛がキュートなこの子は、アカシカです。
モンゴルではこのアカシカの個体はかなり少なくなっているそうで、このエリアにはたった2頭しか生息していないそう。
そもそもモンゴルの広大な地で、たった2頭の個体に出会える可能性なんて限りなく0。本当に奇跡に近い発見でガイドさんもびっくりしていました。
(なぜアカシカが見えてアルガリが一頭しか出会え無かったのか笑)

タルバカン(マーモット)*フリー画像
モンゴルの広範囲に生息しているマーモット。
(私はこの子たちが大好き。もはやモンゴルは私にとってマーモット天国なんです)
実はこのエリアには1~2匹しか生息していないらしく、現地のガイドさんたちの間ではもう生息していないのでは無いか…?という話を最近していたんだそう。
まさかの出会えました。それも車の前を堂々と横切るマーモットさん。小さなむちむちの身体を揺らしながら猛ダッシュするその姿は一瞬でしたがとても可愛かったです。

なぜ2頭しかいないアカシカ・マーモットに出会えて、目当ての200頭いるアルガリに1頭(しかも雌)にしか出会えなかったのか(笑)
これも自分が持ち合わせた運だと思いたいです。
動物観賞のプロとして同行したガイドさん。
とてもクールな方でしたが、不思議な2人だと笑ってたそうな(笑)
その他にも、鷲や鷹の猛禽類をはじめ、鳥類にも沢山出会えましたよ。
ただ、このエリアで動物観賞する方は、ほとんどアルガリが目当てだと思うので、少し無理してでも出発時間をきちんと調整することが大切だと思いました💡
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
今回はこの旅行のメイン。野生動物観賞のご紹介でした。
改めて思いましたが、相手は自然です。
どこで、何に出会えるか。
いつも会える動物に出会えなかったり、普段は見られない動物と運命的な出会いをしたり。
本当に面白いです。
そして何よりも、モンゴルの草原にひとたび足を踏み入れたら、虜になります。
早朝から車に乗り込み、窓を開けた瞬間に香ってくるなんとも言えないハーブの香り。
そんな大地を自分の足で踏みしめて、自然に溶け込みながら1人の動物として歩くのです。

もう一度モンゴルに行こう!🇲🇳
一瞬でそう決意したツアーでした。
最後にこの記事が皆様のお役に立てた事を願っています。
他にもモンゴル旅行について執筆しているので、併せて読んでいただけると嬉しいです😊