はじめに
カンボジアに到着したのは夜9時過ぎ頃。
ヘトヘトでしたが2日目もがっつり早朝から観光していきますよ!
アンコールツアーに関しては、ボリューム満点なので、「前編・中編・後編」の3回に分けて執筆します。
まず前編となる本記事で今回の旅行のメインでもある「アンコール・ワット」の朝日鑑賞をはじめ、「アンコールワット内の回廊」「アンコール・トム」などアンコール遺跡群についてご紹介します🛕

↑アンコールワットの朝日がとても美しく、帰国してからも記憶に深く深く残っています。
次の記事では、旅の後半「ベンメリア」「プレ・ループの夕日鑑賞」をご紹介しているのでこの後併せて読んで頂けると嬉しいです🌼
では早速、アンコール遺跡群のツアーが始まります!
▼動画で見たい方はこちらをご視聴ください💛
アンコールワット
17時発の朝日観賞
本旅初めてとなる観光地「アンコールワット」へは、絶景のサンライズを見るために17時15分にホテルを出発するという強行スケジュールです。
なんといっても、美しい朝焼けを見るため。踏ん張ります!

今回は日本語を話せるガイドさんのプライベートツアーを予約しました。
大手予約サイトのベルトラが一番ツアーの種類がありましたが、今回はなるべく多くの場所を効率良く回りたかったので、初見のツアー会社さんを利用しています。
少しの街頭はあるものの、真っ暗な街をアンコールワットに向かって車で進んでいきます。
↓AM6:00前 遺跡に到着したらこんな感じ。まだまだ真っ暗で何も見えません。


入り口には係の人が待機しており、アンコールパスを見せると中に入ることが出来ます!
アンコールパスの購入方法
①公式サイトで購入する:https://ticket.angkorenterprise.gov.kh/auth/login
②現地で購入する:アンコールワットから少し離れた場所(広い遺跡なので)にチケット販売センターがあります。
※チケットは1DAY($37)、3DAYS($62)、7DAYS($72)と分かれています。私は1DAYにしました。
ガイドさんに足下を照らしてもらいながら、だだっ広い敷地を歩いて行きます。
↓AM6:15頃 徐々に明るくなってきましたよ。


アンコールワットを囲む環濠を通り、草っ原の上を通ります。
AM6:30頃 画像の右真ん中辺りにちらっと太陽が見えるのが分かりますか…?
この日は残念ながら、雲が厚く太陽が隠れてしまっていました。
ですが位置に寄っては見えるので、ガイドさんに案内されるがまま場所を変えて観賞します。

↓雲に隠れてしまっているとは言え、その雲の上に太陽の色が広がり、ぶわ~~~っと辺り一面ピンクに染まっている姿がなんとも神秘的ですよね…。美しい以外の言葉が見つかりません。


太陽の位置は雲に寄って、さらに時間によって変わるので、分単位でベストポジションが変わります。
ガイドさんに「こっち!こっち!」と言われ、足場のない草っぱらの上を必死について行きます。
(虫に噛まれるので絶対に長ズボン&虫除けスプレーをしてくださいね)
アンコール・ワット遺跡の観賞
第一回廊
サンライズ観賞が終わったら、次は第一回廊を巡ります。
この巨大な壁に描かれた彫刻の説明をガイドさんから聞きながら、何百年も越えて伝わるメッセージに感動します。

アプサラダンスの彫刻がアンコールワットに限らず有名な遺跡のあちこちにあります。古くから王様に捧げる踊りとして大切に受け継がれてきたんだな~としみじみ。
こんなに歴史のある踊りだと知らず、今回はアプサラダンスの観賞をツアーから省いてしまいました。
次回は絶対に踊りも見たいと思います💃🏾


第二回廊
第二回廊もぐる~っと一周します。壁のあちこちに壁画があります。
写真だと伝わりにくいですが、階段が全て急なんですよね。
昔の人はこの階段を手すりもなく軽々と上っていたのかな?なんて想像してしまいます。

第三回廊
第三回廊へは”有名な階段”をのぼっていきますよ。
↓それがこちら。アンコールワットないでも特に足幅が狭く、傾斜が急すぎます。

手すりをつかみ、恐る恐るのぼっていきます。
階段をのぼり終えると絶景が。。。



アンコールワットの広大な敷地を上から見渡す事が出来ます。
遺跡にはお猿さんもいました🐒

辺り一面自然に囲まれた場所に、どでかい遺跡が建ち、更に猿などの野生動物が当たり前の様にお散歩をしている。
非現実的な空間でタイムワープしたような気分になります。
アンコール・ワットの観賞は以上で終了です。
朝日観賞も含めるとだいたい3時間ほど滞在していたと思います。
想像以上に体力を消耗し、お腹もぺこぺこ。この後は朝食タイムです🥙
朝食休憩
遺跡を観光して、お腹がぺこぺこになった頃に朝食です。
事前にホテルに相談してbreakfast boxを作ってもらいました🍱
カンボジア産のバナナがおいしい~!🍌


朝食を食べ終わったら2つ目の観光スポット「アンコール・トム」へ向かいます。
アンコール・トム

「アンコール・トム」もこれまた想像以上に巨大な遺跡です。
南大門~入海撹拌と四面仏
アンコールトムへは大きな橋を渡って「南大門」の入り口に到着します。
↓橋にも像がずら~っと並んでいるのですが、入り口を正面に見た右側の像は「アスラ」、左川の像は「神」であり、「ヒンドゥー教の天地創造の神話「乳海撹拌」を取り入れたのだそう。



じっくり見てみると顔つきが全く違うのが面白いポイント。
↓「南大門」の「四面仏」の下をくぐり、バイヨン寺院へと足を運びます。

バイヨン寺院
アンコール・トムの一番の見所はこの「バイヨン寺院」で、アンコール王朝初の仏教寺院です。

巨大な顔の四面仏や、庶民の暮らしが描かれたレリーフが数多くあることがこの寺院の特徴。
↓クメール人歩兵の行軍や、戦勝祈願として行われていた牛の生け贄の彫刻があります。


バプーオン


バプーオンは三層からなるピラミッド型の寺院。
↓寺院の裏側を回ると巨大な「涅槃象」が現れます。

疲れた時は遺跡の階段に座って少し休憩。
観光はまだ始まったばかりなので、休みながら体力を温存します。
これにて、前編「アンコール遺跡群」は終了です。
🚶🏻♀️🚶🏻♀️🚶🏻♀️
さいごに
睡眠時間4時間ほどで臨んだツアーは、アラサーの体力をかなり消耗しました(笑)
ですが、アンコールワットで朝日を見るという、この上ない経験が出来た事がこの旅行の1番の宝物です。
次回の中編では「タ・プローム」「昼食」「ベンメリア」についてご紹介します。
ぜひ併せて読んで頂けたら嬉しいです。
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